○対象とする障害
・ 失語症・・・病気や怪我により後天的に大脳の言語を支配する領域が損傷を受け伝えたい意味を単語や文に表す、単語や文の意味を解読する機能に障害が生じた状態。
・発声・発音の障害・・・病気や遺伝的要因、外傷により発声や発音に問題が生じた状態。音声障害、構音障害(器質性・機能性)、ディサースリア等
・摂食・嚥下障害・・・食べることや飲み込みについての障害
・認知症に伴うコミュニケーション障害
・各種の高次脳機能障害 等
言語聴覚療法(ST:Speech Therapy)
○言語聴覚療法では
コミュニケーション障害、摂食・嚥下障害を持つ患者さんに対し、自立と社会参加を支援するために、言語・聴覚・摂食・嚥下等の機能について回復、機能代償方法の習得、環境整備、心理的なサポート等の専門的な対処を行っています。
○特色
・在宅における適切な栄養管理や、安全かつ楽しくお食事が行えるよう、段階に合わせた訓練・指導フォローアップを強化しています。
・在宅復帰される患者さんも多いため、在宅療養に関わるご家族・スタッフの方とも密な情報交換、助言を行い、「開かれた言語療法室」「顔の見えるST」を目指しています!
・看護師・介護士等の他のコ・メディカルスタッフを対象とした勉強会も行い、食事介助方法や食事の環境調整の仕方等について助言・指導を行っています。