○運動療法○

関節可動域運動や筋力トレーニング・バランス練習など身体機能の改善させる運動により、日常生活を送る上で必要な寝返りや起き上がり・座位・起立・歩行などの動作能力の獲得を目指し実施していきます。




○物理療法○

痛みやしびれなど運動療法を妨げる原因を軽減するため行っていきます。
当院では下記の種類があり、患者さんに合わせて使い分けていきます。

　　・ホットパック
　　・アイスパック
　　・極超短波（マイクロウェーブ）
　　・低周波

○理学療法とは・・・○

理学療法とは、病気や障害などにより運動機能が低下した方に対し、筋力や関節可動域など身体機能の改善を図る運動療法、温熱や電気などを使用して痛みや血流などの改善を図る物理療法によるリハビリテーション医療の一分野です。

また、能力障害が残存したときに、起き上がり動作や乗り移り動作練習・歩行練習を行い、日常生活活動を改善するための指導や、装具の検討、福祉用具の選定や住宅改修の検討なども行い、安全な自宅復帰・社会復帰を目指していきます。

○退院に向けて○

自宅退院の目処がつくと、担当セラピストが自宅へ赴き家屋調査を実施します。その際に自宅復帰する上での問題点を確認し、他職種と連携して住宅改修や福祉用具の利用・介護保険サービスの利用などを検討し、安心して自宅で過ごせるよう関わっていきます。
また退院後の生活を見越し、実際に使用する歩行補助具で歩行練習を実施し、自宅環境下での動作練習を行っていきます。